インフラエンジニアのやりがいとは何か

インフラエンジニアとは、企業の情報システムを構成するインフラ部分を扱うエンジニアのことです。
いわゆるIT業界の中でも、開発やSEとは一線を画した存在です。
一般的には、コストセンターと認識されていますが、ひとたびトラブルが起きると迅速な対応が求められます。

インフラエンジニアは、入り口の段階では文系など、未経験者にも比較的門戸が広いでしょう。
この仕事のやりがいとしては、なんと言っても、電気、ガス、水道などと同様に、必要不可欠な社会インフラの一つとなっているITインフラを支えることだと思います。
情報化社会といわれる現代、この仕事がなければ、さまざまな分野で悪影響が出ることは容易に想像できるでしょう。

また、この職種は純粋に知識や学習能力を活かせるという点にも魅力があります。
安定性、信頼性のあるシステムにかかわるには、常に最先端の技術を追い求めていく姿勢や能力が必要です。
その意味では仕事についたころの知識というよりも、その人本来が持っている知識欲、成長意欲などがより求められる世界です。
しかし、その魅力、やりがいは一方で、インフラエンジニアという仕事の苦労、大変さを表しているともいえます。
常に勉強をする姿勢が求められるということは、常に自己を高めていく精神的な強さが必要です。
そうした人がこの仕事を長く続けられるのでしょう。
どのような仕事でも、やりがいを得るにはそれ相応の苦労が伴うと思いますが、ITに関心がある人のみならず、社会インフラを支えることに喜びを覚えられる人であれば、この仕事を魅力的に感じるのではないでしょうか。